傷が出来てから治るまでの間に、皮は厚くなっていく。
傷を深く負えば負うほど、皮は分厚くなり、やがて、触れようが触れまいが、何も気づかなくなる程になる。
感覚もそれに似て、周りに人がいようがいまいが、なにを与えられようが与えられまいが、きっと何も感じなくなってしまう。
逆に、かつてない高ぶりを感じた時、次はそれ以上で無くては、喜びもなくなるのかもしれない。
そしていつか、何も感じないとして。
そのショックが訪れた時は、妥協、優しさを用いて頭で考え、感情と逆に進む意味を話して聞かせるんだろう。
そして、それも出来なくなった時、きっと人は曲がる。
要するに面の皮が厚くなった僕達は、なにがあっても進み続けなくてはならない。方角なんて、どこでもいい。
だけど、無駄か無駄じゃないかを考え始めた時。
全ての純粋は死に、全ての仏頂面はとうとう、立ち止まってしまったんだ。
僕はもう、新しい詩を書くよ。
ワンマンまで、13日。
■10月5日(日) 代官山UNIT
『WHAT A WONDERFUL WORLD TOUR “FINAL” ワンマンライブ』
出演:The Cheserasera
開場:17:30 / 開演 : 18:00
前売:3,000円 当日:¥3,500
P-CODE 238-460 L-CODE 76951
http://www.thecheserasera.com
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- 2014/09/22(月) 22:42:24|
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| コメント:2
人ってもっと、もっと、って求めちゃう、欲望に際限ないですものね。私もそうだろうと思います。でも世の中の「足るを知る」を知っている人は、それ以上じゃなくても、いてくれるだけで、そこに存在があるだけで、ずうっと感謝して喜んでいます。皮が厚くなるのは、そうやって身を守ろうとする、自然な姿でもあると思います。みんな誰かの大切な誰かですものね。ただ、進み続けるしかないのなら、喜んで伴走させてもらいます!方角はきっと前を向かれているんだと思っています。毎日の更新ありがとうございます。今日も嬉しい朝でした。
- 2014/09/23(火) 03:43:38 |
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